現代の日本における耐震診断の必要性
日本はかねてから「地震大国」と呼ばれており、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震における甚大な被害は記憶に新しいかと思います。
また政府は南海トラフを起因とするM8〜9規模の大地震が30年以内に70%の確率で発生すると試算しており、地震災害に対する防災意識を日々高めていかなければなりません。
そうした状況の中、我々が出来る対策として耐震診断による住まいの耐震性の確認は非常に重要です。
耐震診断は日本建築防災協会が配布しているリーフレットにより個人でも簡単な診断が可能で、専門家による詳細な調査を受けることも出来ます。
そしてもし耐震性に問題があると判断した場合には耐震補強工事を行う必要性がありますが、地方公共団体による耐震改修工事の助成制度があり、費用の負担を軽減することも可能です。
地震災害によって起こりえる被害を防ぐためにも、まずは耐震診断を通し、防災対策や意識を高めていくことが大切と言えるのではないでしょうか。